気体を送るポリエチレン管
課題1 大口径がほしい
お客様のご要望:φ600で土圧に耐えられ、気密性能も確かな管が欲しい
クールチューブを用いた空調を検討していた設備が大規模であったため、φ600の口径が必要となりました。
その上に10m以上埋設した際の土圧に耐えられ、一定以上の気密性能を保持しなければならないということで、塩ビ管や鋼管などでは対応が難しいということで当社にご相談を頂きました。
ソリューション:JIS K6780で性能が保証されたハウエル管でご提案
外圧用のポリエチレン管で唯一JIS規格を取得しているハウエル管でご提案させて頂き、ご採用頂きました。φ3000まで対応しているハウエル管は、国交省の道路土工指針でも記述があるように10m以上の土被りでも問題なく対応できる上、気密試験をクリアしています。
※詳細な施工実績はこちらよりご確認頂けます。
課題2 加工部材が欲しい
お客様のご要望:限られたスペースを有効活用して管を設置したい
ヒート・クールチューブの特性上、一定以上の管延長が必要となります。駐車場下の限られたスペースで、必要な延長を確保したいというのがお客様のご要望でした。
ソリューション:敷地面積を活かせる部材のご提案
加工がしやすいというポリエチレンの特徴を活かし、コの字型の部材を準備することで、駐車場敷地面積内で必要延長を確保しました。もちろん、高盛土に対しての気密性能は直管を設置した時と変わりありませんし、樹脂製品なので、結露しても錆などが起きない長寿命な配管となります。
※詳細な施工実績はこちらよりご確認頂けます。
課題3 軽いものがほしい
お客様のご要望:坑道壁面に設置するので、軽くて現地状況に応じた配管がしたい
曲がりくねった坑道壁面に設置するため、加工部品が製作できるだけでなく、より軽量な製品がないかということで、当社にお問い合わせを頂きました。
ソリューション:ハウエル管より軽量なヘグラー管でのご提案
ハウエル管より、約40%軽量な当社の独自製品をご提案させて頂きました。曲管・T字管などの部材も豊富ですので、現地にあわせた配管ができます。密着性能が高いゴム輪を用いて接続していますので、気密試験も問題なくクリア出来ており、安心してご使用頂きました。
※詳細な施工実績はこちらよりご確認頂けます。