道路下カルバート工
背景
高い外圧性能を有し、自動車荷重(T-25)の負荷に耐え、高い耐久性、施工性、経済性に優れた管材が求められた事例です。
課題
- 建設工事費のコスト削減したい
- 施工性の向上で工期短縮したい
- 高盛土かつ自動車荷重にも耐える外圧性能が必要
ソリューション
基礎コンクリートの打設が不要で、養生日数を削減できる。
高密度ポリエチレン管は、可とう性があり高外圧にも耐えることができるので、基礎コンクリートを必要としない施工が可能になります。そのため、従来のコンクリート二次製品や鉄管と比べ、材料コストの削減、工期短縮、工事の小規模化を実現しました。
軽量かつ1本5mの長尺管を使い、作業効率を向上
1本5mの長尺管を使うことで、作業効率を向上させることができます。また、高密度ポリエチレン管は、FRPM管やコンクリート製品、メタルコルゲート管の同耐外圧の管と比べても軽量なため、工期短縮、工費削減につながっています。
重量比較グラフ(φ1000)

粗度係数0.01。高い通水性で管体を小口径化
高密度ポリエチレン管は流量の多さから、他管種と比較して口径を小さくすることができ、工費を削減につなげました。
大きな外圧荷重に耐える高強度な管材
高密度ポリエチレン管は耐圧強度が高く、高土被りに対応します。自動車荷重にも安心です。