本現場は、山間地において生じた大規模地すべりの崩壊斜面であり、早期復旧工事が求められておりました。
そして、現場は火山地帯であり、PH4前後の強酸性土壌で覆われた山腹斜面に、PH2~3の強酸性水が多量に流れておりました。
このため、当社のダイポリン角型U字溝の「耐酸性(耐アルカリ性も含む)」「軽量」「施工性」の優れる点が高く評価され、採用して頂きました。
施工後、13年以上が経過しておりますが、製品の劣化や設計当初に懸念された浮き上がりもなく、水路としての機能は保たれております。
以上については、本工事の計画・設計を担当した株式会社 森林テクニクス様が、森林部門技術士会の会誌「フォレストコンサル 158号(2019年12月)」に、現況と今後の改善点について投稿して下さいましたので、以下に投稿内容をご紹介させていただきます。